「! ポール」
いつもの銭湯・宝湯に背の高い外人が来ました。🤷♂️
モルモン教の布教で来日したらしいけど、日本家屋やアパートにバスルームは無い時代
最初の頃は大衆浴場の習慣が無い外人、恥ずかしそうに分厚いバスタオルを腰に巻いていた
彼が湯船に入ると足が対岸に届きそう?
そのうち銭湯に慣れてきた
ある日、お風呂に入っていると、湯船のフチに腰掛けているオッサンたちが、端から順番に湯船に浸かりはじめた。
ある人は目をむいて、次は恥ずかしそうに。
ブツブツ言ってるオッサンもいた🤐🤐
「うん?何?」
頭を反転させて後ろを見ると
そこにはタオルをしていない
「ポール!」そのものがいました
「おわっ!」😱
「うなぎの白焼きやん!」😵💫
隣のオッサンが小声でブツブツ
「そら戦争に負けるはずや、うん」
と頷いていました。
その一言には、そんな気にさせる説得力がありました。
ちなみに「彼!」の本名は誰も知らない
その圧倒的存在感で
「ポール!」と呼ばれていました
