「病は気から」
ピンクレディが全盛の時代
当時は家風呂がほとんど無く、皆さん銭湯に通っていた
銭湯に早い時間に行くと、すいているのでヨボヨボのおじいちゃん、乳児を連れた親子なんかが多かった
ある日、湯船に浸かっていると、一人では歩けず、息子におんぶされたおじいちゃんが入って来た。
湯船の横で足をダラーンと投げ出してヘタリこみ、湯船には息子が抱きかかえて入れていた
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「うわっ!ウンコが浮いてる!」😱🥶
突然、誰かが大声で叫んだ
乳児がしたのか、おじいちゃんがしたのか?
私も他の人も、慌てて湯船から飛び出した
「ええっ?」
横を見ると、さっきの一人では歩けないおじいちゃんもいる。
驚くほどキリッとして「スタスタスタ」
湯をかき分けて普通に歩いとる
「オオ!足を上げて湯船のフチも
しっかりとまたいでるがな?」
そして湯船を出ると、また足をダラーンと投げ出して、虚ろな目で宙を見ている
しばらくして、息子におんぶされて出て行きました。
横で抱えられて頭を洗ってもらっている
別のおじいさんが
半分白目をむいてつぶやきよった。
「やっぱり病は気からやなぁ」🤐😀
