X(旧Twitter)のアンケートでも、台湾有事に関する高市首相の答弁について、18〜30歳の93.5%が「撤回の必要なし」と回答している。
情報環境の違いが生んだ“決定的な断層”と言っていい。
若者は一次情報で判断する
大学生の子どもやその友人たちを見ていても、ソーシャルネイティブ世代の価値観ははっきりしている。
若者はテレビを見ない。新聞も読まない。ヤフコメも論外だ。彼らはこう言う。
「テレビ報道やヤフコメなんて、中高年のストレス発散所。5chの高齢版みたいなもの」
では何を見るのか。答えは明確だ。
- 政治家本人のX投稿
- 国会のノーカット映像
- 編集なしの生配信
- YouTubeの公式チャンネル
- 海外ニュースの原文
つまり若者は、最初から一次情報だけを見て判断している。
切り取りやワイドショー的な印象操作は、そもそも信用されていない。
だからこそ、高市首相や、小野田紀美氏、鈴木貴子氏、藤田文武氏など自分のチャンネルやSNSを持ち、即時に仕事ぶり、会議・インタビュー内容を公開する政治家が強く評価される。
オールドメディアの“上から目線”は求められていない
テレビは今も「私たちが整理してあげる」という構図が基本だ。しかし、若者は自分で情報を集め、自分で判断する力を持っている。
打合せ台本の範囲だけで話すキャスターや、ズレたコメントを繰り返すコメンテーターは、若者から見ると
- 「おかしな人たち」
- 極端に言えば「キモい人たち」
とまで見なされている。
この背景には、アニメやゲーム文化で育った世代特有の善悪感覚の明確さもある。
若者は世界の“リアル”を知っている
若者はSNSと実体験で、世界の危機を直接見ている。
- インバウンド中国人等のマナーの悪さやトラブルの現場
- 海外旅行・留学で体感する治安や移民問題
- ウクライナ戦争の生々しい映像
- 中国軍による台湾包囲演習
- 尖閣周辺での海保・自衛隊の映像
- 諸外国によるサイバー攻撃のニュース
こうした「世界の現実」を日常的に見ている若者にとって、
- 推測で断定するコメント
- 偏向報道や言葉のすり替え
- 一部だけを切り取った印象操作
- 語気だけ強い評論家
といったオールドメディアのスタイルは、もはや現実からズレたノイズでしかない。
“姑息・卑怯・責任転嫁”=野党、オールドメディアの構造
様々なヒーローが登場するアニメ文化で育った世代は、「姑息」「卑怯」「責任転嫁」が大嫌いだ。だから国会での
- 言葉尻だけを攻撃する質疑
- 絶対に謝らない態度
- 間違いを認めない姿勢
- いじめに近い個人攻撃
- お為ごかし的な“正義感アピール”
といった振る舞いは、最も嫌う行為そのものだ。
一方で、誠実・即時発信・逃げない姿勢を持つ高市内閣のスタイルは、若者の価値観と非常に相性が良い。
若者が高市内閣を支持する理由
- 情報を自分で取りに行く世代と、SNSでリアル情報を素早く発信する政治家は相性が良い
- 不信感の強いオールドメディアと比較して、コメントが短く・明快・論点がはっきりしている
- 日本の安全保障に対する高市内閣の“現実志向”が、世界情勢を知る若者には自然に映る
- 愛国心・誠実さ・行動力・発信力に共感できる
- メディアの誘導ではなく、自分で“信用できるフィルター”を選ぶ習慣がある
これを一次情報で判断している。
つまり、若者の高市内閣支持は、単なる“流行”ではない。
日本の情報環境そのものが作り替えられている証拠だと感じている。
もちろん、若者は空気感に敏感で、情報が途絶えれば冷めるのも早い。
だからこそ、政治家側の継続的な発信が重要になる。
それでもなお、いまの若い世代を見ていると、「日本はまだまだ良くなる」と思える理由が、以前より確実に増えている。
