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2025年11月7日 衆議院予算委員会を見て思う事

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2025年11月7日の衆議院予算委員会を全編リアルタイムで見た。
いくつかの場面で強く感じたことを書き残しておきたい。
政策の中身よりも、国会の運営方法やメディア報道のあり方に疑問を持ったという、私的な感想です。

立憲民主党は中国人?

中国人は何があっても謝罪しない、非を認めない、すぐに責任転嫁をするという特徴がある。
簡単に言えば、他人にはすぐに謝罪を求めるのに、自分たちは絶対に謝らない。
これは「勝ち負けの理屈」で動いているからだ。

私の経験上、これが世界中で嫌われる大きな要因になっている。

これは国家としての体質の違いであり、日本人の「誠実」「反省」「改善」という精神とは真逆である。
実際、答弁書の提出期限遅れに関して立憲民主党や共産党が責任転嫁をしているという報道はあるが、非を認めて謝罪した例は現時点ではない。

「申し訳なかった。次回からは期限を守ります」と一言いえば済む話だ。

ちなみに、「クマみたいだね」発言の赤間国家公安委員長、「北方領土を眺めて外国に近い」と発言した黄川田仁志沖縄北方担当相も、即座に謝罪と釈明をしている。どちらも些細な事案だ。
日本維新の会・藤田文武共同代表も会見で認識違いがあった点を「ごめんなさい」と素直に謝っている。
それでもしつこく、ネチネチと追及を続ける野党側。いったい何を言わせたいのだろうか。

補足しておくと、私は立憲民主の馬淵澄夫氏、玄葉光一郎氏といった人物には好感を持っていたが?
しかし党全体としては、自民党以上に余りに混沌としている印象だ。

先人への礼を軽んじる議員への怒り

「日本」という国名や総理大臣という存在に対する礼を軽んじる発言や態度が多く見られた。
国会は国を代表して議論する最高の公的ステージであるはずだが、質疑の名を借りた個人攻撃がいまだに横行している。

総理に対して「話にならないですね」といった上から目線の発言もあり、国民や政策議論よりも自己満足に終始している印象を受けた。

専門大臣を無視した“細部追及型”の消耗戦

担当大臣がいるにも関わらず、朝9時から夕方まで、ほとんど総理ばかりを指名して質疑を行う。
細かい言葉尻を突くような質問を繰り返し、疲労や混乱を誘う「揚げ足取り型」の戦術が目立った。
そして旗色が悪くなると「時間がないので次の質問へ」と逃げる。
見ていて不快になる場面だった。

予算委員会で感じた“幼稚さ”

質問に熟練が見られる議員もいるが、質問者が変わっても内容がほぼ同じという場面が多すぎた。
熊問題など、すでに政府が答えていることを何度も繰り返し、挙句は週刊誌ネタで担当大臣に謝罪させて満足している。
翌日は鹿の話? 何をやっているのか。

また拉致問題を取り上げ、具体的な解決策を迫る。
北朝鮮という無法国家を相手にしている現実を理解していない。
有っても公にできるわけがないやろ。
これ、内閣を攻撃するネタにしている点でも、被害者家族にも失礼極まりない。
こんなレベルの議論をする議員を選んでいる有権者の責任も問われるべきだ。

経営・ビジネス経験者とジャーナリストの“肌感覚”の差

維新の藤田文武共同代表の会見を見ても感じたが、経営者やビジネス経験者と、そうでないジャーナリストとの違いは明白だ。
現場を知る人は「数字」「現実」「責任」で語るが、ジャーナリストの多くは「印象」「理屈」「言葉遊び」に終始する。
社会や経済の実態を知らないまま論評するメディアが、日本の政治を遅らせている要因のひとつではないか。

夜中2時にツイートする藤田文武氏の姿勢

SNSでの反論には拡散するのでスピードが求められる。

夜中2時、藤田共同代表はメディアの断片報道に即座に反応してツイートした。
自民党の鈴木貴子広報本部長も同様に、出張先からでも根気強く発信している。

国民民主の玉木代表、榛葉幹事長、維新の吉村代表なども、党派を超えて国会運営の改善を素早く共有。
また、多くの自民党議員が高市首相を支えようとしており、「チームJAPAN」としての動きが見えるのは良い傾向だ。

メディアの切り取り報道に対して、本人が直接SNS等で説明する一方
動画等も見ずに、リアリティの無い妄想と自己解釈で批判を繰り返す人々も多い。

SNS・AIの偏りと公平なフィルター

X(旧Twitter)はフォロー構造上、フォロー数が増えるほど情報の偏りが強くなる。
YouTubeや生成AI(ChatGPTなど)でも同様の現象が起きる。
自分の興味や思想に沿った情報ばかりが表示され、反対意見が少なくなってくる。
これにより「自分が正しい」という自己満足が強まり、極端な他者への攻撃性が増される場合もある。

「人間のくず」「キチガイ」「地頭悪い」「生きてる価値ない」などの直接的侮辱、
「論点ずれてるよ(笑)」といった冷笑系コメント、
「パヨク」「ネトウヨ」「売国奴」「犬」といった政治レッテル、
「老害」「ゆとり世代」「こいつ終わってる」といった見下し語。
これらがあふれるSNSは、品位を失いつつあるがヤフコメ等と違い、ツィート主は特定できる。

奇しくも本日、N党の立花孝志氏が名誉毀損容疑で逮捕された。

主張はあっても、個人が自戒と冷静さを失えば、社会での対人関係そのものが壊れていく。
こうした誹謗中傷は、若者が政治から距離を置く原因にもなっているだろう。

アニメや平和な時代に育った世代は、中国人のように「姑息」「卑怯」を戦略等とは捉えず、強烈な拒否反応がある。

高市首相が若者に支持される理由は、明るく誠実で“真面(まとも)”と判断しているからだ。
首相は国会中でも三陸地震への投稿を最速で発信していた。
この迅速さと誠実さこそ、情報化時代のリーダーの重要な資質である。

公平なフィルターとは何か

昨夜、自民党議員の誤情報釈明を小野田紀美議員がリツイートしていた。
誰が発信し、誰が共有するかによって情報の信用度が変わる。
だからこそ、誤情報を拡散する輩をブロックすることは当然であり必要な対応だ。

人気と信用は最も強い力

世の中で最も強いのは「人気」そして「信用」である。
これは一朝一夕では築けないし、一度失えば簡単には戻らない。
多くのジャーナリストやメディアは、偏向報道や断片情報によってフイルターとしての信用をすでに失ってしまった。

情報が氾濫する今こそ、偏りなく柔軟に、多面的に物事を見られる「信用あるフィルター(発信者)」を探し選ぶ事が重要に思う。